折れたリモコンキー修復(キーシェル交換)

左:移植後(完成) 右:持ち込まれた残骸
スズキのリモコン付きのカギで、付け根が折れています。
折れた箇所は接着剤の跡、ビニールテープを巻いてネバネバになった跡があり、苦心の結果が見られます。
お客様は普通の合カギを作りに来られたのですが、
「これ、直せますよ」
と言うと、とても喜んで下さいました。
正確には、割れた物を直すんじゃなくて、同型のブランクがあるんです。
その名も「キーシェル」
ボタンや基盤の部分がない、外側のみの一体ブランクです。

キーシェル
このキーシェルにカギ先をカットして、キーヘッドの中を移植します。
一見新品同様になります。
今回のようにヘッドの根元で折れてしまった以外に、
キーリング穴が割れてしまう場合もあります。
よく折れてしまう種類はだいたい決まっていますが、
当店は20種類ぐらい用意しています。
同じ車種でも形が違ったり、ボタンの数が違ったり。
車のリモコンキーが割れたまま使っておられる方、いいものがありますよ!ぜひご相談下さい!